ここでは水平線、トレンドライン、チャネルラインについて説明しますね。
どれもトレードには必須の知識なのでしっかり学んでください!
水平線
みなさんは水平線をどんな目的で引いていますか?
多くの方はレジサポ転換や下げ止まり、上げ止まりといったようなことを分かりやすくするために引いていると思います。当然水平線トレードといったこのラインからこのラインまでの間でトレードするというような手法として使っている人もいるでしょう。
使い方は人それぞれで、水平線を引くところも人それぞれです。
ここで気をつけてほしいのは、水平線は少数派の引き方をしていると負けてしまうということです。
なぜ?
FXは言わば多数決のようなものなので価格帯がここで反発しそうというのは多くの人がそう思っていれば思ったようになりますが、少数がここで反発すると思っていても実際そうはならないケースがほとんどです。
なので多くの人、言わばプロトレーダー達がどのように相場を見ているのかそれに近い目線で水平線を引いてくことが重要です。
プロトレーダーじゃないからそんなの無理。。。と思う人もいるはずです。
しかしプロトレーダーではない僕でも実際勝てている現状があります。
なので難しく考えずに意識されているところを見れるようになれば大丈夫です!
では僕がどんなところに水平線を引いているのか見ていきましょう。
①引く時間足の注意
水平線を引くときに一番注意してほしいところです!必ず守ってください!
それは
すべての時間足で水平線を引くのはやめること。
どういうことかというと
僕は月足、週足、日足、4時間足、1時間足(引かないこともある)で水平線を引いています。
長期足、中期足は水平線を引いていますが短期足はなるべく引かないようにしてます。
なぜ?
それは実際全部の時間足に水平線を引いてもらえれば分かると思うんですけど。。。
めっちゃチャート画面が見ずらいです笑
初心者の方ほど水平線をいっぱい引きたがる傾向にありますがそんなに引かなくても大丈夫です。
例えばスイングトレードの人が5分足や1分足のような短期足で水平線を引いていてもあまり使えないですよね?
スキャルなら短期足と中期足
デイなら中期足と長期足
スイングなら中期足と長期足
みたいな感じで水平線を引いていくといいと思います。
僕がいつも初心者の方におすすめするのはデイトレの水平線です。
理由としては仕事しながらの人が多いので、チャート画面をじっと監視しなくていいというのが最大の利点です!
そしてその日のうちに決済までしてしまうので利確も損切もその日で完結します。
スキャルはそれこそじっと監視しなければならないパターンが多いですし
スイングは長期トレードになるので放置気味になってしまう人もいると思うからです!
このように自分のトレードスタイルに合わせて、すべての時間足で水平線を引くのではなく自分に合ったとこだけ引いてチャート画面を見やすくしていってください!
②勝ってる人達の目線を考える
水平線は誰もが使っている指標の一つです。
それ故に水平線の引き方は人それぞれ違います。
しかし水平線だけでトレードして勝っている人がいるのも事実です。
そういう人達の目線で引ければ勝てることが多くなるはずです。
では水平線はどのように引けばいいのか?
チャート画面を使って説明しますね。
何も水平線を引いていないチャートです。
パッと見てどこが意識されているのかわかりずらいと思います。
1本だけ水平線を引いてみますね。
1本引いて意識されているところに黒丸をつけてみました。
こうして1本引くだけでどこが意識されている価格帯か分かりやすくなりましたよね?
1本引いた水平線がレジサポラインにもなります。
ここで絶対してはいけないことを言います。
初心者の人はとてもしがちだと思いますし、あなたも絶対経験があるはずです。
それは
水平線にタッチしたから売り買いをするというのは絶対してはいけません。
なぜ?
水平線はブレイクしたと思っても騙しで戻ってくるケースがあります。
水平線付近まで価格帯がきたのであればそこでのプライスアクションを必ず確認してください。
タッチ→エントリーはただのギャンブルです。
待つというのも重要なトレード戦略の一つになります。
水平線タッチ→一旦落ち着いてプライスアクションを見る→エントリーであれば勝てる確率も格段に上がります!
これが1つ勝ちトレーダーの思考です!
水平線の引き方は複数回意識されている価格帯を探して引く!
実際のチャート画面で何回も試して引いてください。
そうすれば必ずいい水平線の引き方が分かるはずです。
最後にもう一つ重要な事を言います!
意識されなくなった水平線は消しましょう!
FX初心者の人に聞いていたらこれをしてない人が多いです!
残しておいたら増える一方なので消してください!
水平線は以上!
トレンドライン
トレンドラインはその名の通りトレンドが継続していく中で反発を繰り返していくラインです。
水平線と同様にラインブレイクやトレンドライン付近でのプライスアクションを見てエントリーしていきます。
なのでタッチしたからエントリーはNGです!
ではトレンドラインについて話していきますね。
①水平線同様、意識されてるところを探す!
引き方は水平線と同じ考え方で、ラインが斜めになっただけです!
トレンドラインが意識され続けている間はきれいな形で上昇、下降していきます。
トレンドラインがきれいに引けるということはブレイク時に必ずトレンド転換のチャンスが必ずやってきます!
そういうところも意識して見ていってください。
ではチャート画面で見ていきますね。
このチャート画面を見て1本トレンドラインを引くならあなたは何処に引きますか?
こんな感じで引くと意識されているところが分かりやすいですよね?
これはチャートが出来上がっているので簡単に引くことが出来ます。しかし実際はチャートが出来上がる前に引かないといけないですが、ある程度出来上がってから引いてもその先のチャートで意識される可能性はあるので黒丸のような意識されてるなというところには一回トレンドラインを引いてみましょう!
②トレンドブレイクはトレンド転換のチャンス!
先ほどのトレンドラインを引いたチャート画面をもう一度見てみましょう。
赤丸のところでトレンドラインがブレイクされていることが見れば分かると思います。
1個目の赤丸をブレイク後は大きく下降していて、2個目の赤丸では大きく上昇していますよね?
では1個目の赤丸を1時間足にして見てみましょう。
黒丸で反発抵抗さてれ、赤丸で少しブレイクした後にトレンドラインにリターンムーブをして大きく下降しています。
この時水平線のラインブレイクも同じですがブレイクした瞬間にエントリーするのはNGです。
今回はトレンドラインブレイク後のリターンムーブで上髭が長く出ていて、価格がトレンドラインよりも下で確定しているので下降の意識がかなり強いのが分かります。
ここまで待てたら売りでエントリーしていけると思います。
では2個目の赤丸も見てみましょう。
黒丸で反発抵抗されて赤丸でトレンドラインブレイクです。
赤丸でトレンドラインブレイク後次の足でリターンムーブしての上昇ですがこの1時間足では少し分かりにくいので、5分足にして見てみましょう。
トレンドラインブレイク後しっかりリターンムーブしていることが分かります。
大きい時間足だけでは分かりにくいので短期足にしてブレイクの確認をすることはとても重要です。
これだけでも勝てるトレードが出来るようになります!
なのでトレンドラインブレイクが大きく利益が出るチャンスです!
あなたも自分のチャート画面で確認してトレンドラインを引いてくださいね!
チャネルライン
チャネルラインは高値と安値がきれいに切りあがっていったり、切り下がったりと波形がきれいな時に引けるラインです。
トレンドラインと違い同じ角度のラインを引きます。
図を見れば早いので早速見てみましょう!
日足のチャートを持ってきました。
きれいに安値と高値を更新しながら下降トレンドを形成しています。
ここにチャネルラインを引いてみますね。
チャネルラインの引き方としては、赤丸3点つけた段階でチャネルラインを引きます。
一回引いてしまえばチャネルラインをブレイクしない限りは有効です!
後は水平線と合わせて使うとラインが重なるところがあると思います。
そういうところは根拠がかなり強くなるところなのでトレードがしやすく勝ちやすいです。
まとめ
自分でラインをチャートに引くことは自分にとっての目印になるので何回も引き直しても全然OKです!
むしろ同じラインをずっと使っていては今の相場に合わせていけないのである程度今の相場で意識されなくなった時点で引き直していきましょう!!
ただこれは自分の分かりやすい目印で根拠としては薄いということは覚えていておいてください。
その引いたラインが意識されるのは同じような目線で見ている人たちがいるからですが、意識されているだけであってそれが少数派であればすぐ意識されなくなってしまう事もあります。
ラインでのチャートの動きや確定したローソク足から分析をしてそれを根拠として言ってくださいね!
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