エリオット波動について

ステップ1

エリオット波動のサイクル

FXをしている方は一度は絶対聞いたことのあるエリオット波動の解説をしていきますね。

話だけ聞いていればすごく単純で簡単に聞こえるかもしれません。

でもFXではなぜか9割の人が勝てていないというのが現状です。

それは簡単に聞こえることでも理解して出来ていないからです。

知っているとか分かっているというだけではなく、それが実際に出来るということがものずごく重要だと僕は思っています。

エリオット波動は簡単にいうとチャートの流れのサイクルのことです。

為替相場は全く同じ動きは絶対しないと言うものの、過去と同じようなの流れというのは存在します。

エリオット波動の基本的な形は上がる時は5波まで流れを作り、下降の場合は3波まで波を作ります。

言葉ではわかりずらいので図で説明しますね。

ここでは上昇5波で話していきます。

めっちゃ重要なところなのでしっかり覚えてくださいね!

青色の下降トレンドで赤色のラインが下降最後の戻り高値になります。

下降トレンドが終わって次のトレンドに移行する時に上昇トレンドになる場合は図のように

下降トレンド最後の戻り高値をブレイクすると上昇の1波ができたということになります。

そこを見つけることができればあとはとても簡単で2波で押し目をつけてくるので

3波でエントリーすればかなりの利益を取ることができます!

上の図は綺麗に1波~5波まで完成した図になりますので参考にしてみてください!

色々なチャートを見ていると結構エリオット波動があるんだなってわかると思います!

じゃあなぜ1波が分かるなら1波からエントリーしないの?

と疑問に思う方もおられると思います。

確かにエリオット波動の性質上1波~5波までいくなら1波でエントリーして最大の利益が取れるということになります。

でも図ではチャートが完成しているので1波はここだと簡単にわかると思いますが

本来は動いているチャートを見て判断しなければいけません。

1波を作る途中ということは1波にならずそのまま下降トレンド継続という可能性があり

1波を作っている途中でのエントリーは下降トレンドに対する逆張りになってしまうので

うまくいけば利益の最大化が見込めますが下がる可能性も十分あるのでリスクも大きくなります。

なのでエリオット波動をの性質を使ってトレードする場合で上昇トレンドの3波でエントリーをしていくことが一番安定して利益を取ることができます。

このエリオット波動3波を狙ったトレードは基本順張りトレードになりトレンドフォローになるのでリスクを少なくして利益を大きく狙っていける損小利大のFXトレードでも一番いいトレードになります!

エリオット波動を理解できれば自分のエントリーポイントが明確に分かるようになり利確のポイントも分かるようになるので自身のトレードスキルアップにも大きく関わってくるので必ず覚えていきましょう!!

エリオット波動の性質を使っても負けトレードをしている人は知らず知らずのうちに実はトレンドフォローできていないとか、ダウ理論に基づいて損切りが決めれていないとか、そもそも3波でのエントリーができていないとか色々原因があると思います。

ここで自分の間違いに気づくことができれば一気に勝ち組トレーダーに近づいていけると思います!!

では次にエリオット波動を順番について説明していこうと思います!

エリオット波動 1波

エリオット波動1波はしっかり定義を押さえておけば見つけることができます。

しかしそれはチャートが出来上がってからの話です。

初心者の方は1波になるのか、ならないかは出来上がるまでは分からないと思います。

1波でのトレードは少し難しいので個人的には初心者の方はおすすめしません。

ですが出来上がっている1波をしっかり1波と分かるようにならないとエリオット波動を使ったトレードは難しいと思います。

なので今からお話しすることはすべて最重要なところになりますのでインプット、アウトプットをしていってください!

1波はエリオット波動の流れでもお話ししましたが

下降トレンド最後の戻り高値のラインをブレイクし確定したらそれを1波と判断することができます。

図のように最後の戻り高値をブレイクして確定しているので1波と判断できます。

正直これだけです!簡単ですよね?

では細かいところを説明していきますね!

最後の戻り高値のラインをブレイクする時に見てほしい点が2つあります。

①最後の戻り高値のラインを小さくブレイクするのか大きくブレイクするか。

②ラインブレイクのときのチャートの形を見る。

まず①の解説をしていきます。

ラインブレイクの時に小さいブレイクだと1波に対しての2波の戻りは大きくなり、大きいブレイクだと1波に対しての2波の戻りは小さくなることが多いです。

なので1波を見る時はただラインをブレイクしたことだけではなく、ラインからどれぐらいのブレイク幅があるのかも見ていけるとどれぐらい戻ってくるなっていうことが分かるようになります。

これは最後の戻り高値のラインを大きくブレイクしたときの図です。

1波に対してそんなに大きな戻りはなく上がっていっているのが分かると思います。

これが最後の戻り高値のラインを小さくブレイクしたときの図です。

1波に対しての戻りが大きいのがわかると思います。

下降トレンド最後の戻り高値のラインをブレイクした時のブレイク幅が大きいのか小さいのかでその後の動きがかなり変わってきます。

次に②を説明しますね。

ラインブレイクの時のチャートの形を見るとはどういうことか。

例でお話しすると最後の戻り高値のラインをブレイクする時に陽線一本で急上昇して抜けていく場合は2波→3波にならないことがあります。

図のように陽線1本でブレイクしたりすると2波の戻りはするものの

3波になっていかないケースがあります。

2波になりきっていないのに最後の戻り高値のラインでサポートされたと思い

エントリーしてしまうと即下降してきて損切になってしまいます。

このケースも慣れないうちは多いと思いますが諦めず正しい知識と相場の見方を身につけていきましょう!!

図は完全に出来上がっている状態の物なので2波中に3波の流れを予測していく必要があります。

ここがFXの難しいところですが1波の動き方を覚えれば先の動きもわかってくるようになるのでインプット、アウトプットをしっかりしてください。

エリオット波動1波のまとめ

①1波が出来たと判断する基準は、下降トレンド最後の戻り高値のラインをブレイクしたとき。

②下降トレンド最後の戻り高値のラインブレイクの幅がどれぐらいあるのか。

③下降トレンド最後の戻り高値のラインをブレイクするとき急上昇過ぎてないか

このポイントを見ていけば判断を間違うことはとても少なくなるはずです!

自分のチャートに当てはめて正しい判断を出来るように何回も読み返してトレードに活かしてください。

エリオット波動2波

1波に続いて2波の説明をしていきます。

1波が前述した動きをしてきたら次は2波の判断です。

と言っても1波がしっかりできていれば2波になってくれる可能性が極めて高いです。

ただ2波は値動き的に戻り(逆張り)になるのでもしトレードする時は今見ているトレンドに逆らっていることを絶対忘れないでください。

2波は1波の解説でもお話ししましたが、1波が最後の戻り高値のラインをブレイクした幅で大きく戻るか、小さく戻るかが大体分かります。

これは最後の戻り高値のラインを大きくいい感じの値幅でブレイクした図です。

ブレイク幅は緑の矢印の部分です。

大きくブレイクしているので2波の戻りが1波に対して小さいことが分かってもらえますか?

では次です。

最後の戻り高値のラインをブレイクはしているもののブレイク幅が小さいので

1波に対しての2波の戻りがかなり大きいことが分かってもらえますか?

ここまで下降してくると本当に3波の波がくるのか心配になってきますよね。

なのでまだエリオット波動の波を見ることに慣れていないのであればブレイク幅が大きいほうがトレードしていきやすいと思うので分かりやすいところでのトレードをしていってください!

後々は戻りが大きくてもトレードしていけるようになるのでしっかり学んでください!

2波→3波への移行

前述した1波→2波の流れが出来ている状態になれば後は3波への移行です。

2波→3波への移行で最も重要な事があります。

それは

チャートパターンとプライスアクションです。

両方後でしっかり説明するのでこんな感じで3波に移行していくんだなと覚えてください。

2波→3波への移行の時にV字的に上がっていくわけではありません。

多いパターンはダブルボトムや逆三尊などのチャートパターンを作った後に上がるケースが多いです。

なので最初にお話しした通り3波でのエントリーが一番わかりやすくなります。

これは1波→2波へいい感じに移行してきているのが分かると思います。

分かりやすいチャートを探して持ってきました!

Wボトムもしっかり出ていて、その後にオレンジ色のラインでレジサポ転換をしていることも分かります。

これをチャートがまだ出来上がらない状態で分からないといけないですが

2波の戻りでチャートパターン形成であればそろそろ3波になるかもなとエントリータイミングを取りやすくなると思います。

これが頭にあるのと無いのではかなりの差になります!

なので色々なパターンを過去チャートから探してみてください!

こういう事の積み重ねが自分自身の自力で稼ぐ力に絶対なっていきます!

全てのパターンをここで紹介は出来ませんがトレード動画などでも解説したりするので探して見てくださいね。

エリオット波動2波のまとめ

①1波のブレイク幅とチャートの形によって2波の戻り方が変わる。

②2波→3波への移行時にチャートパターンやプライスアクションが出れば積極的にトレードしていく。

簡単に言うとこんな感じです。

今の説明を聞いていればなるほどなと思ってもらえると思います!

エリオット波動3波

ついにエリオット波動3波の説明です。

エリオット波動3波はみなさんが利益をしっかり狙っていけるところなので必ずインプット、アウトプットをしてくださいね!

①前述した1波→2波までが完成していれば勝手に3波になりやすい。

②1波の値幅分3波も伸びる可能性が高いため利確位置が定めやすい。

③3波だからと言って毎回ちゃんと伸びる訳ではない。

①前述した1波→2波までが完成していれば勝手に3波になりやすい。

これはそのままの通りで1波→2波になっていれば3波になることが大変多いです。

1波と2波がしっかり出来ていることを確認し、3波でのトレードをしていきます。

2波でWボトムを作り上に抜けてレジサポ転換しているオレンジの四角を見てください。

ここまで2波が完成していれば後はトレードするだけですが、オレンジ色の四角ではまだ3波になるか分かりません。

それは赤色の1波の高値をブレイク出来ていないからです。

多くの人は2波のWボトムが出来たからとエントリーしがちですがもし3波にならず落ちてきたらと考えると。。。

なのでリスクリワードよりも勝率を意識する場合は赤色のラインである1波の高値をブレイクしてその足が確定したら3波スタートなのでエントリーしてもでいいですね。

赤いラインブレイクごエントリーで少し戻してきてますがそこもしっかりレジサポ転換していますよね?

じゃあ下がったところでエントリーすればリスクリワードもめっちゃ良くていいのでは?と思う方もおられると思いますが、僕は待たずにエントリーしていきます。

なぜ?

それは戻らずに上がっていく可能性もありますし、何より出来上がったチャートを見ての判断は出来ますが、その時の状況の判断でトレードはしていかないといけないので僕は待たないほうがいいと思います。

何かしらの根拠があり戻ってくるというシナリオを描けたのであれば戻りを待つのはOKだと思います。

②1波の値幅分3波も伸びる可能性が高いため利確位置が定めやすい。

3波は基本的に1波の値幅分伸びるとされています。

利確位置は1波の値幅が伸びたところにしていくのがセオリーです。

どういうことかというと

図のように1波起点から1波の高値までを3波起点から合わせてみるとその値幅が伸びているのが分かると思います。

そこが利確ポイントになっていきます。

ただこのチャート画像は上への勢いが強いので1波の値幅分以上に伸びていますがその時の勢いやプライスアクションで1波の値幅分で利確せずに保有しておいてもいい場面でした。

上の緑のラインが前の波の最高値になっていたので最終利確ポイントはここかなと思います。

基本は1波の値幅分のところで利確していくことを意識して、利確ポイントにきたら再度その時の勢いやプライスアクションを複合的に判断していけるともう自力で稼ぐ力が身についているということだと思います。

③3波だからと言って毎回ちゃんと伸びる訳ではない。

3波でエントリーしたが伸びずに下降してきて損切にあった。

なんていう事も絶対あると思います。

それはその時の環境認識やマルチタイムフレーム分析がしっかり出来ておらず1つの時間足でのトレードになっている可能性があります。

長期足で下降トレンドが出ている時に、短期足で3波でエントリーしても伸びていかずに下降するということが起こります。

スキャルピングや長期足の押し目などでエントリーできるのであればOKですが、そもそも短期足しか水にトレードしてしまうのは自殺行為です。

エリオット波動3波を使ってトレードするときは必ず短期足と長期足の方向性が一致している時にトレードすれば勝率は格段に上がるのでこれを忘れないでください!

エリオット波動3波のまとめ

①1波→2波が完成し2波でチャートパターン形成やレジサポ転換などがあると3波になっていく。

②3波には1波の値幅分伸びたところを利確ポイントにする。チャートが見れる状況であればチャートの勢いを見てポジションをキープしておくか決めていく。

③環境認識やマルチタイムフレーム分析をして損切をしっかり置く。チャートが見れているのであれば手動で損切することも可能。下降してきて持ち続けるのはただのギャンブルなってしまうのでやめること。

全体のまとめ

エリオット波動1波~3波の説明はどうでしたか?

全然知らなかった人も分かっていたけど実践でいかせていなかった人もレベルアップは出来たのではないでしょうか?

本当にFXで言えることは

分かってると出来るは違うということです。

知識はあるでも出来ていないということは、それは出来ていないといことであり自分の中での負けトレードに繋がっていきます。

分かってるのに何でこんなところでエントリーしているのか?

自分のトレードが分からなくなってきますよね?

少なくともこれを見ていただいたあなたは他の人よりも努力し、自分自身の力で稼ごうとしている。

その行動はすごいことだと思います。

ただこの記事全てを読んで終わりにしてほしくはないです。

自分自身のトレード、チャートに落とし込んで何回も実践してください。

その全ての行動が着実に自分の力になっていきます。

僕は全力で応援します!

自分の夢を現実にするために頑張っていきましょう!

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