ここではトレンドの見方について話していきますね。
皆さんは上昇トレンドと下降トレンドの見方はどうされていますか?
しっかりと見れている方はもう利益をある程度出されていると思います。
トレンドの切り替わりはトレードに大きく影響してきます。
トレンド転換が分からない!
そんな風に思っている人も多いのではないでしょうか?
なのでトレンドの見方をここで学んでい行ってください!
ただしダウ理論が分かっている前提で話していきますのでまだダウ理論がしっかり分かっていない人は先にダウ理論の説明を見てきてくださいね!
大きな波と小さな波
まずは波(トレンド)について話していきますね。
チャートの波は常に上下を繰り返すものです。
大きな波=長期足
小さな波=短期足
これはあなたのトレードスタイルによって見る足は違ってくると思いますが考え方はすべて共通しています。
トレードで勝てない理由の中にこの波を複合的に見れておらず、一つ一つ別の物として見てしまってるということが考えられます。
日足→4時間足→1時間足の順番で見ていきますね!
日足の囲んだところを4時間足と1時間足におとして見てみると大きな波(日足チャート)の中で小さい波(4時間足と1時間足)が上下している
日足では下降トレンドが出てきています。
しかし4時間足と1時間足は上下のトレンドを変えながら下降しています。
4時間足と1時間足最後の価格帯では現段階で上昇トレンドだと言えます。理由は後述します。
1時間足だけ見ている人は上昇トレンドに変わったから上がるだろうと思う人も少なくないはずです。
その時に自分がトレードしようとしている時間足よりも上の上位足を必ず確認してください!
上位足が下降トレンド中の時は逆張りになってしまいます。
多くの人はただこれをしていないがために、大きい波に食われてしまっているはずです!
少なくとも自分がトレードしようとしている1つ上の上位足でのトレンドの一致。
できるのであればそのもう1つ上の上位足のトレンドの一致が出来ればこれだけで負ける確率を格段に下げることができるはずです!
これがマルチタイムフレーム分析というものです。
大きな波の中で小さな波が上下を繰り返しているということを絶対覚えておいてください!
トレンド転換=ダウ理論が崩れた時
上昇トレンドと下降トレンドは見ればわかっていただけると思います。
でもどこでトレンドが切り替わったのかわからない人もおられると思います。
チャートパターンやプライスアクションの学びをしている人はまずはここを押さえていただきたいと思います。
では説明していきますね!
トレンド転換=ダウ理論が崩れた時っていうのはそのままの理解で大丈夫です。
ダウ理論にこんなことが書いてあったことを覚えていますか?
それは
トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する
ここで重要なのは明確な転換シグナルです!
これはどんなチャートの動きを指しているのか。
上昇トレンドであれば、最後の戻り高値を抜けた時
下降トレンドであれば、最後の押し安値を抜けた時
これが転換のシグナルです!
じゃあ実際のチャートで一緒に考えていきましょう!
あなたはこの黒枠の中のどこでトレンド転換のシグナルが出ていると思いますか?
下降トレンドからの上昇トレンド転換なのは分かると思います。
問題はどこでトレンド転換をしたのかですよね?
多分出てくる選択肢はこんな感じではないでしょうか?
ではどれをトレンド転換のシグナルとするのか。
あなたは何番にしますか?
3番と答える人もいれば、2番と答える人も、1番と答える人もいるかもしれません。
この図では3番がトレードしていくには転換シグナルとみる人が多いと思います。
3番のラインでしっかりレジサポ転換してるのも確認できます。
トレンド転換の時はラインの抜けを確認後、価格がそのラインに対してどんな感じで動くのかも必ず見てください!
じゃないとラインは抜けているけど実は騙しで戻ってきてトレンド転換ではなくトレンド継続だったということもあり得るのでここは重要な視点です!
この図自体完成してしまっているので言うのは簡単ですが、過去チャートでどこで抜けてトレンド転換しているのかを自分なりに考察していくことはトレードスキルを磨いていくことになっていきますのでまだ慣れないうちは数をこなしていきましょう!
そうすればリアルタイムでの自分の考え方が変わっていきます!
分かりやすい場面もあれば分かりにくい場面も当然あります。
まずは分かりやすい場面を探してトレードしていきましょう!
そうすることで必ずトレード能力が上がっていき、難しい場面でも利益を抜けると思います!
トレンドの見方は短期足になればなるほど頻繁にトレンド転換していきます。
トレードするときは長期足から確認をしていきましょう!
レンジ相場
チャートの中には一定の波が長く続くレンジという相場があります。
一定の価格帯の間で上下を繰り返すので見つけやすいと思います。
レンジ相場は波が大きいレンジだったり、波が小さいレンジだったりとサイズも様々ですが
基本的に上下3点折り返しをつけたらレンジだと判断してもいいと思います。
次の4点目以降でレンジ抜けをする可能性が高くなってくるのでしっかり見ていきましょう!
レンジを抜けないと判断が出来たのであれば反対のレンジの上限や下限を狙ってトレード出来るので
上限下限に注目してチャートを見てくださいね!
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